エンジニアの方や他の業種の方でマウスを買いたいと考えているが、マウスの種類が多すぎてどのマウスを買えばいいのか迷っている方いらっしゃると思います。
最近では、多くの企業でテレワーク制度を導入しており、自宅で仕事をすることが求められています。
そこで自宅で効率よく作業するには自分に合ったマウスを選ぶことが重要になります。
本記事では、マウスの選び方、おすすめのマウスについて解説していきます。
現役インフラエンジニアの私が考える使いやすいマウスを厳選していますので、エンジニアの方だけでなく、多くの方に使いやすいと感じてもらうことができるのでぜひ、参考にしてみてください。
目次
マウスの選び方
まず、はじめに自分に合ったマウスの選び方について解説していきます。
一括りにマウスといっても形やメーカー、機能によって使いやすさが変わってきますので、マウスの選び方は重要になります。
接続方式
マウスの接続方法は、大きく分けて「有線タイプ」、「無線タイプ」の2通りあります。
USBなどのケーブルを端末に接続する有線タイプとBluetoothなどの電波を使い端末と接続する無線タイプがあります。
有線タイプと無線タイプそれぞれメリットとデメリットがあります。
有線タイプ | 無線タイプ | |
メリット | ・端末に直接繋ぐため、動作が安定している ・価格が無線に比べて安い | ・持ち運びがしやすい ・マウスを自由に動かすことができる |
デメリット | ・ケーブルが絡まったり引っかかたりする ・持ち運びづらい | ・無線の設定が必要になる ・電池が必要になる |
読み取り方式の違い
読み取り方式は、大きく分けて「光学式」、「ブルーLED」、「レーザー」、「IRLED」の4通りになります。
読み取り方式によって、作業できる場所や消費電力や価格が変わってきます。
それぞれの読み取り方式の機能については、下記の表を参考にしてみてください。
光学式 | ブルーLED | レーザー | IRLED | |
光沢面 | × | × | ○ | × |
透明面 | × | ○ | △ | × |
つや消し面 | ○ | ○ | ○ | ○ |
木・紙・布 | ○ | ○ | ○ | ○ |
価格 | 安い | やや高い | 高い | 普通 |
消費電力 | 普通 | 普通 | やや多い | 少ない |
○・・・正常に動作
△・・・少し反応しづらい
×・・・反応しない
サイズ・形状・機能
マウスのサイズや形状は様々あるので、自分の手にフィットするマウスを選ぶことで長時間の作業でも疲れを減らすことができます。
サイズや形状としては、標準のサイズのマウス、持ち運びに便利な薄型のマウス、手首の負担を減らすように設計されているマウスなどがあります。
また、機能については、マウスを動かさずに作業のできるトラックボールマウス、ボタンによって「進む」、「戻る」などの操作ができるタイプがあります。
長時間作業でのつかれの軽減や作業効率をあげたい方は、おすすめになります。
エンジニア おすすめのマウスメーカー
メーカー | 特徴 |
ELECOM | コストパフォーマンスが高く、サポート体制がしっかりしている |
Logicool | 人間工学に基づいてマウスが多い |
BUFFALO | 静音やフィット感を重視したマウスが多い |
Kensington | トラックボールマウスが多い |
Microsoft | 最新技術を用いたマウスが多い |
現役インフラエンジニアが選ぶおすすめワイヤレスマウス6選
現役インフラエンジニアである私がおすすめのワイヤレスマウスを6選厳選しました。
ワイヤレスマウスに興味ある方は是非、参考にしてみてください。
製品名 | メーカー | Amazon値段 | 読み取り方式 | 機能 |
エレコム M-DPT1MRXBK | エレコム | 6780円 | 光学式 | トラックボール ボタン機能 |
ロジクール M705m ワイヤレスマウス | ロジクール | 4618円 | 光学式 レーザー | 高速スクロール ボタン機能 |
サンワサプライ MA-WBL41BK | サンワサプライ | 2000円 | 光学式 | 特になし |
ケンジントン SlimBlade Trackball 72327JP | ケンジントン | 12800円 | レーザー | トラックボール ボタン機能 |
エレコム M-XGM10BB | エレコム | 2240円 | ブルーLED | ボタン機能 |
ロジクール Marathon Mouse M705m | ロジクール | 4618円 | 光学式 レーザー | 高速スクロール ボタン機能 |
エレコム M-DPT1MRXBK
Amazon値段 (2024年3月現在) | 6780円 |
読み取り方式 | 光学式 |
機能 | トラックボール ボタン機能 |
エレコム M-DPT1MRXBKは、トラックボール付きのマウスになります。
普通のマウスですと、マウスを動かしてカーソルの移動をするため、肩や腕や手首が疲れてしまうことがありますが、トラックボール付きですと、カーソル移動の際にマウスを動かさずに操作できるので、肩や腕や手首の疲れを軽減できます。
また、カーソルの移動も早いので、複数画面での操作を行うなどのカーソル移動が多い作業を効率的に行うことができます。
通常のトラックボール付きですと、親指でトラックボールを操作するタイプのマウスが多いですが、エレコム M-DPT1MRXBKは、中指と人差し指でトラックボールを操作するタイプになります。
人差し指が疲れたら、中指を使うという使い方をすれば2つの指を使うため、親指タイプよりさらに疲れづらいです。
・複数画面を使用する方
ロジクール M705m ワイヤレスマウス
Amazon値段 (2024年3月現在) | 4618円 |
読み取り方式 | 光学式 レーザー |
機能 | 高速スクロール ボタン機能 |
ロジクール M705m ワイヤレスマウスは、7つのボタンを搭載した高性能なマウスになります。
ボタンの機能としては、webページなどの「戻る」、「進む」という操作がワンクリックで行うことができます。
また、スクロールが高速で行うことができるため、作業の効率を上げることができます。
単3形の電池を2つ使用し、最長で3年間使用可能になります。
電池の残量が減ってきたら、光って教えてくれる仕組みになりますので、急に電池が切れることはありません。
・高速でスクロールしたい方
サンワサプライ MA-WBL41BK
Amazon値段 (2024年3月現在) | 2000円 |
読み取り方式 | 光学式 |
機能 | 特になし |
サンワサプライ MA-WBL41BKは、価格がお手軽な標準的なタイプのマウスになります。
マウスの動作の読み取りには、「ブルーLED」を搭載していて、的確な操作が可能で、感度についても高いのでマウスパッドがない状態でも認識してくれます。
パソコンへの接続はUSBレシーバーを使用しているため、端末での設定も不要です。
価格を抑えたい方や普段使っているような標準的なタイプのマウスを探している方におすすめです。
・標準的なタイプのマウスを使用したい方
ケンジントン SlimBlade Trackball 72327JP
Amazon値段 (2024年3月現在) | 12800円 |
読み取り方式 | レーザー |
機能 | トラックボール ボタン機能 |
ケンジントン SlimBlade Trackball 72327JPは、デザインが左右対称になっており、利き手が右、左関係なく使えます。
トラックボールが搭載されていることだけでなく、ボールの周りにスクロールリングが搭載されており、webページなどのスクロールをかなり素早く行うことができます。
接続方法は、BluetoothとUSBレシーバー式の2種類から選ぶことができます。
専用ソフト「TrackballWorks」を使用することで、4つのボタンのカスタマイズをすることができ、作業効率をあげることができます。
・トラックボールやボタンなどの多くの機能を使用したい方
エレコム M-XGM10BB
Amazon値段 (2024年3月現在) | 2240円 |
読み取り方式 | ブルーLED |
機能 | ボタン機能 |
エレコム M-XGM10BBは、手の形状から生まれたデザインの握りやすさを重視したマウスになります。
また、5つのボタン機能を搭載しており、無料ソフト「エレコムマウスアシスタント」を使うことでボタン機能を自由に割り当てることができます。
接続方法は、Bluetooth接続になっているため、端末のUSBポートを専有する心配もありません。
機能性と疲れにくさの両方を兼ね備えているマウスになります。
・ボタン機能を使用したい方
ロジクール Marathon Mouse M705m
Amazon値段 (2024年3月現在) | 4618円 |
読み取り方式 | 光学式 レーザー |
機能 | 高速スクロール ボタン機能 |
ロジクール Marathon Mouse M705mは、カスタマイズが可能なボタンが7つ搭載しているマウスになります。
また、水平スクロールにも対応している点と高速スクロール機能を搭載しているため、webページなどの閲覧にも便利です。
機能性はもちろんのことマウスの形がフィット感のある形のため、作業をしていても疲れにくいデザインで機能性と持ちやすさの2つを兼ね備えています。
単3電池2つを使用し、最長で3年間使うことができ電池の寿命も長いです。
・7つのボタンを使用したい方
現役インフラエンジニアが選ぶおすすめ有線マウス4選
現役インフラエンジニアである私がおすすめの有線マウスを4つ厳選しました。
有線マウスに興味ある方はぜひ、参考にしてみてください。
製品名 | メーカー | Amazon値段 | 読み取り方式 | 機能 |
バッファロー BSMBU26SM | バファロー | 964円 | 光学式 | 特になし |
ロジクール M500s | ロジクール | 4541円 | 光学式 | 高速スクロール ボタン機能 |
Amazonベーシック マウス | Amazonベーシック | 850円 | 光学式 | 特になし |
HP マウス | HP | 750円 | 光学式 | ボタン機能 |
バッファロー BSMBU26SM
Amazon値段 (2024年3月現在) | 964円 |
読み取り方式 | 光学式 |
機能 | 特になし |
バッファロー BSMBU26SMは、低価格で購入することのできるマウスになります。
機能としては、ブルーLEDを搭載しており、マウスパッドがない場所でもや少しでこぼこしている場所でも動きを読み取ることができます。
また、クリックの音が小さいため、周囲に人がいる環境でも使いやすいです。
使いやすく、長時間作業でも疲れにくい形状をしているので、エンジニアの方にもおすすめです。
・クリック音が小さいマウスを探している方
ロジクール M500s
Amazon値段 (2024年3月現在) | 4541円 |
読み取り方式 | 光学式 |
機能 | 高速スクロール ボタン機能 |
ロジクール M500sは、手に馴染みやすい形状をしているマウスになります。
手に馴染みやすい形状のため、長時間作業でも疲れにくいです。
また、機能面でも、高速のスクロールに対応している点と7つのボタンを搭載している点が魅了的です。
7つのボタンに関しては、専用のソフトウェアを使用することで、様々な機能を割り当てることが可能になります。
・機能が充実しているマウスを使いたい方
Amazonベーシック マウス
Amazon値段 (2024年3月現在) | 850円 |
読み取り方式 | 光学式 |
機能 | 特になし |
Amazonベーシック マウスは、シンプルなデザインで使用しやすいマウスになります。
WinowsとMacOSで使用でき、手軽にUSB接続できるマウスです。
低価格で購入でき、シンプルなデザインのため多くのパソコンに合わせやすいデザインになっているのがおすすめです。
・低価格で購入できるマウスを探している方
・シンプルなデザインのマウスを探している方
HP マウス
Amazon値段 (2024年3月現在) | 750円 |
読み取り方式 | 光学式 |
機能 | ボタン機能 |
HP マウスは、低価格で購入できるボタン付きマウスになります。
持ちやすい形になっており、長時間の作業でも疲れづらいデザインのマウスです。
低価格でボタン機能・スクロールホイール内臓のマウスを探している方はおすすめです。
・低価格で購入できるマウスを探している方
・ボタン付きマウスを探している方
疲れにくいマウスの使い方
エンジニアの作業の中でマウスを多く使う機会があり、長時間作業をすると疲れてくると思います。
できるだけ疲れないように作業を行うためのマウスの使い方を紹介していきます。
マウスの持ち方
マウスの持ち方で疲れづらい状態にすることができます。
マウスは手のひらを密着させて使用することで疲労を軽減することができます。
また、人指し指と中指については、マウスの先端に置くことでクリックしやすく疲れづらくなります。
肘の位置
肘の位置によって腕や肩の疲労の原因になります。
一番腕や肩に疲労がかかりづらい角度は、90度といわれています。
作業中に肘の位置を意識することは少ないと思いますが、腕や肩に疲労を感じる方は一度意識してみてください。
腕や肩の疲労しづらくなると思います。
マウスパッドを使用する
マウスパッドを使用することで疲労軽減と作業効率の向上に繋がります。
マウスパッドを使用するとマウスが動きやすくなり、無駄に力を入れることがなくなります。
また、マウスでの作業効率を上げることができます。
まとめ
いかがでした。
本記事では、マウスの選び方とおすすめのマウスを10つ厳選して紹介しました。
リモートが多くなり、何かと自分のマウスを使う機会も多くなってきていると思うので、自分自身にあったマウスを探すための参考にしてみてください。
・エンジニアにおすすめのマウス・メーカー
・疲れにくいマウスの使い方