cuiとguiという言葉をよく聞くことがあるが意味がよくわかっていない方いらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、エンジニアなら必ず覚えておきたいcuiとguiについて説明していきます。
cuiとguiについて詳しく知りたい方やエンジニア初心者の方はぜひ、参考にしてみてください。
目次
cuiとは
cuiとは、Character-based User Interfaceの略でテキストベースのみが表現されているUIのことです。
代表的なCUIは、windowsに搭載されているコマンドプロンプトや基本的なlinuxになります。
エンジニアの方は、業務で使うことがあり、馴染みがある方も多いと思いますが、一般の方は馴染みのない方が多いと思います。
CUIは、最初は使い方が難しく、混乱することもあるかもしれません。
guiとは
guiとは、Graphical User Interfaceの略で、画像やアイコンなどで表現されたUIのことです。
代表的なGUIは、windowsになります。
GUIは、多くの人が使用しているようなアイコンなどが表示されるため、操作しやすいと感じる人が多いと思います。
cuiとguiの違い
cui | gui | |
windowsコマンドプロンプトの ような黒い画面 | アイコンや画像などが表示された画面 | |
基本的にキーボードでの操作 | 基本的にマウスでの操作 | |
記録がとりやすい | 記録がとりにくい | |
リソースが少なくても動く | 起動に多くのリソースが必要 |
画面の違い
キーボードを使用し、文字を打ち込むことによってパソコンの操作をすることができます。
例えば、linuxの画面やwindowsのコマンドプロンプトみたいな黒い画面がCUIになります。
マウスやタッチパネルを使用し、クリックすることでパソコンを操作することができます。
よく使っているようなwindows画面がGUIになります。
操作性の違い
CUIの操作特徴としては、操作性がシンプルで、主な操作をキーボードで行います。
そのため、スクリプトの自動化を行いたい場合に向いています。
ただし、処理を行うためのコマンドを覚える必要があるため、初心者の方は扱いづらいデメリットもあります。
GUIの特徴としては、アイコンやボタンなどでわかりやすく表現されており、操作結果が即座に反映されます。
そのため、初心者の方でも操作方法を取得しやすいというメリットがあります。
記録のやりやすさ
何かエラーが発生した際にログを確認し、原因を特定することができます。
また、CUIはコピー&ペーストができるため操作ミスも防ぐことができます。
画像での記録のため、エラーが発生した際に再現するのが難しいというデメリットがあります。
一部のツールを使えばGUIの作業を記録・共有・再現しやすくなります。
リソースの必要性
そのため、リソースが節約でき、昔のパソコンや比較的金額を安くすることができます。
そのため、リソースは高性能なものを使用する必要があり、比較的金額も高くなります。
cuiとguiの利点
cuiとguiを使用する際にそれぞれどのような利点があるのか具体的な例を入れて紹介しています。
cuiの利点
フォルダを一度に大量に作成する
○⇒CUIでの手順:mkdir folder_{1..100}
×⇒GUIでの手順:100回新しいフォルダを作成し、それぞれ名前を付ける
ファイルの一括リネーム
○⇒CUIでの手順:for i in *.txt; do mv \”$i\” \”${i%.txt}.bak\”; done
×⇒GUIでの手順:一つ一つ手動でリネームする
特定の文字列を含むファイルの検索
○⇒CUIでの手順:grep -r \”search_string\” /path/to/directory
×⇒GUIでの手順:各ファイルを開いて検索する
画像ファイルの一括リサイズ
○⇒CUIでの手順:mogrify -resize 800×600 *.jpg(ImageMagickを使用)
×⇒GUIでの手順:各画像を開いて手動でリサイズする
guiの利点
フォルダをマウスでクリックして作成する
ファイルをドラッグ&ドロップしてリネームする
グラフィカルなツールを使って画像をリサイズする
まとめ
いかがでしたか。
本記事では、エンジニアなら知っておきたいcuiとguiについて詳しく説明しました。
cuiとguiについて詳しく知りたい方やエンジニア初心者の方はぜひ、参考にしてみてください。
エンジニアの基礎知識を学ぶにはプログラミングスクールを利用するといいかもしれません。
・guiとは
・cuiとguiの違い
・cuiとguiの利点