効率的に仕事を行うためにWindowsショートカットキーを覚えたいという方いらっしゃるのではないでしょうか。
私はもともとWindowsショートカットキーを使うことができず、パソコン作業が遅かったのですが、Windowsショートカットキーを覚えてから倍以上のスピードで作業を行えるようになりました。
本記事では、パソコン作業を行う方向けにWindowsショートカットキーを紹介していきます。
Windowsショートカットキーを覚えたい方やパソコン作業をよく行う方はぜひ、参考にしてみてください。
Windowsショートカットキー一覧
パソコンでの作業効率を格段に上げるWindowsショートカットキーを紹介していきます。
Windowsショートカットキーを覚えたい方はぜひ、参考にしてみてください。
★よく使うショートカットキー
Windowsキー
ショートカットキー | 説明 |
Win | スタートメニューを表示・非表示にする |
Win+a | アクションセンター(音声や明るさなど)を表示・非表示にする |
Win+b | タスクバーの右側を選択する |
Win+c | コルタナを起動する |
★Win+d | デスクトップの表示・非表示を行う |
★Win+e | エクスプローラーを起動を行う |
Win+i | Windowsの設定を起動を行う |
★Win+l | パソコンの画面をロックする |
★Win+r | ファイル名を指定して実行する |
Win+v | クリップボードの履歴を表示する |
Win+Ctrl+d | 新しい仮想デスクトップを作成する |
Win+Ctrl+F4 | 使用中の仮想デスクトップを閉じる |
Win+Shift+M | 最小化したウィンドウを表示する |
Win+Shift+S | スクリーンショットの撮影をする |
Win+Pause | システム画面を開く |
Win+PrintScreen | スクリーンショットを撮影して保存する |
Win+Home | 最前面のウィンドウ(アクティブ・ウィンドウ)以外を最小化する |
Win+↑ | アクティブなウィンドウを最大化する |
Win+↓ | アクティブなウィンドウを元に戻す・2度押すと最小化する |
Win+← | アクティブなウィンドウを左半分に配置する |
Win+→ | アクティブなウィンドウを右半分に配置する |
Win+Alt+D | 日付と時刻を表示する |
Ctrlキー
ショートカットキー | 説明 |
★Ctrl+A | すべてを選択する |
★Ctrl+C | 選択した項目をコピーする |
★Ctrl+N | 新規ウィンドウを開くorファイルを作成 |
Ctrl+O | ファイルを開く |
Ctrl+P | 印刷画面を表示する |
★Ctrl+S | ファイルを保存する |
★Ctrl+V | 切り取りorコピーした項目を貼り付け |
Ctrl+W | 表示中のファイルやアプリを閉じる |
★Ctrl+X | 選択した項目を切り取り |
★Ctrl+Y | 元に戻した操作をやり直す |
★Ctrl+Z | 操作を元に戻す |
Ctrl+Shift+ESC | タスクマネージャーの起動をする |
Ctrl+Shift+F10 | IMEのプライベートモードをオン・オフにする |
Ctrl+クリック | 複数のファイルを選択する |
Ctrl+ドラッグ | ファイルをコピーする |
Ctrl+マウスホイール | デスクトップ アイコンのサイズを変更する |
Altキー
ショートカットキー | 説明 |
Alt+P | ファイルのプレビューを表示する |
Alt+Enter | プロパティを表示する |
Alt+Tab | 開いているアプリ・ウィンドウの表示する |
Alt+F4 | アクティブなアプリを終了する |
★Alt+Ctrl+Del | ロック画面の表示する |
Alt+ひらがな | ひらがな入力をオン・オフにする |
Alt+PrintScreen | アクティブなウィンドウのみを画像キャプチャする |
Shiftキー
ショートカットキー | 説明 |
Shift+Delete | ゴミ箱に入れずに削除する(完全に削除する) |
★Shift+クリック | 連続したファイルを選択する |
Shift+矢印 | 複数の項目を選択する |
Shift+F10 | 右クリックメニューを表示する |
Microsoft IMEのショートカットキー
ショートカットキー | 説明 |
Ctrl+Shift+F10 | IMEのプライベートモードをオン・オフにする |
F6 | 全角ひらがなに変換する |
F7 | 全角カタカナに変換する |
F8 | 半角カタカナに変換する |
F9 | 全角英数字に変換する |
F10 | 半角英数字に変換する |
スペース | 漢字に変換する |
半角全角 | 半角英数モードと日本語入力モードを切り替えをする |
変換 | 変換済みの文字を他の文字に変換をする |
HOME | カーソルを文頭に移動する |
Windowsショートカットキーが使えないときの対処法
Windowsショートカットキーが正常に使用できない場合があります。
Windowsショートカットキーを使えるようにするための方法を紹介します。
・ゲーミングモードを無効にする
・Fnキーを組み合わせる
・クリーンブーストを試す
・固定キーを無効化
・キーボードドライバーを再インストールする
・Human Interface Device Serviceを有効にする
・レジストリを修正する
・キーボードの言語・レイアウトを確認する
・トラブルシューティングツールを実行
・ユーザープロファイルを修復
・キーボードを交換する
ゲーミングモードを無効にする
キーボードによってはゲーミングモードとアンチゴースト機能などが搭載されたキーボードがあります。
この機能は、キーボードによる誤操作を防止するための機能で一部のショートカットキーが使えない状態になってしまうことがあります。
そのため、ショートカットキーを使用したい方は、使っているキーボードにゲーミング機能があるか確認を行い、ある場合には無効にする必要があります。
Fnキーを組み合わせる
ファンクションキーを使ったショートカットキーがきかない場合には、Finキーがロックされている可能性があります。
Finキーのロックを解除するには特定のショートカットキーを入力して解除する方法がほとんどですが、機種によって操作が異なるので、説明書やマニュアルなどをチェックしてみてください。
クリーンブーストを試す
バックグラウンドでキーボード関連のアプリケーションを操作しているとショートカットキーが使えない時があります。
その場合はクリーンブースト(スタートアップに登録されているアプリとサービスを無効した状態で起動すること)でパソコンを起動してショートカットキーの動作ができるか確認してください。
- 「Windows」を右クリックし「ファイル名を実行」を選択する
- 「名前」のテキストボックスに「msconfig」と入力して「OK」を選択する
- 「スタートアップオプションを選択」をクリックする
- 「スタートアップの項目を読み込む」のチェックボックスを「オフ」にする
- 「サービス」タブをクリックする
- 「Microsoftのサービスをすべて隠す」のチェックを「オン」にする
- 「すべて無効」をクリックする
- 全てのサービスのチェックが外れたことを確認したら「適用」もしくは「OK」をクリックする
- PCを再起動してクリーンブートで起動する
固定キーを無効化
固定キーが有効になっていることでショートカットキーが機能しない場合があります。
固定キーが有効の場合、Shift/Ctrl/Alt/Windowsキーが通常と異なる動作をし、ショートカットキーが使えなくなることがあります。
- 「Windows」を右クリックし「設定」を開く
- 「簡単操作をクリックする
- 右側のメニューから「キーボード」をクリックする
- 「固定キー機能を使用する」の下にある「キーボードショートカットキーで一度に1つずつキーを押す」のスイッチをオフにする
- 「固定キーを起動するショートカットキーを許可する」のチェックを外す
キーボードドライバーを再インストールする
キーボードドライバーが原因でショートカットキーがきかない時があります。
その場合はキーボードドライバーを再インストールしてください。
- 「Windows」を右クリックし「デバイスマネージャー」を選択する
- 「キーボード」のツリーをダブルクリックして展開する
- 「使用しているキーボードのドライバー名」を右クリックし「デバイスをアンインストール」を選択する
- 確認のダイアログが表示されたら「アンインストール」をクリックする
- アンインストール完了後、デバイスマネージャーを終了し、パソコンを再起動する
- パソコンを再起動すると自動でドライバーが再インストールされる
Human Interface Device Serviceを有効にする
Human Interface Device Serviceが問題でショートカットキーが使えない場合があります。
その場合はHuman Interface Device Serviceを再起動することでショートカットが使えるようになります。
- 「Windows」をクリックし、スタートメニューのアプリ一覧から「Windows管理ツール」の「サービス」を選択する
- リストから「Human Interface Device Service」をダブルクリックする
- 「全般」タブから「スタートアップの種類」の設定が「自動」になっていることを確認する
- サービス状態を確認してサービスを停止してから開始ボタンをクリックする
- 「OK」で設定を保存する
レジストリを修正する
キーボード関連のレジストリキーの値が問題でショートカットが使えない場合があります。
その場合は、レジストリの値を確認して修正する必要があります。
- 「Windows」を右クリックし「ファイル名を指定して実行」を選択する
- 「regedit」と入力して「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
- メニューから「ファイル」の「エクスポート」を選択し、レジストリのバックアップを保存する
- 左のキーツリーを次の順に展開(HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout)して、「Keyboard Layout」キーを選択する
- 右ペインの値に「Scancode Map」がある場合は、右クリックして「削除」を選択する
- 左のキーツリーを次の順に展開(HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer)して、「Explorer」キーを選択する
- 右ペインの値に「NoWinKeys」の値がある場合はダブルクリックする
- 値のデータを「0」に変更して「OK」をクリックする
キーボードの言語・レイアウトを確認する
キーボードの言語とレイアウト設定に問題があるとショートカットが使えない場合があります。
その場合にはキーボード設定の確認を行いましょう。
- 「Windows」を右クリックし「設定」を選択する
- 「時刻と言語」を選択する
- 「言語」を選択する
- 右ペインの「キーボードのアイコン」をクリックする
- 「既定の入力方式の上書き」のセレクトボックスで「言語リストを使用します(推奨)」を選択していることを確認する
左上の「←」をクリックして前の設定画面に戻る - 優先する言語一覧で先頭に「日本語」が表示されていることを確認する
- 「日本語」を選択し、「オプション」をクリックする
- ハードウェアキーボードレイアウトの「レイアウトを変更する」をクリックする
- 「日本語キーボード」になっていない場合は、設定を変更して「OK」をクリックしてPCを再起動する
トラブルシューティングツールを実行
キーボード設定に問題があり、ショートカットキーが正常に機能しない場合があります。
この場合は、キーボード用のトラブルシューティングツールを実行して、自動修復できないか試してみましょう。
- 「Windows」を右クリックし「設定」を開く
- 「更新とセキュリティ」をクリックする
- メニューから「トラブルシューティング」をクリックする
- トラブルシューティングツールの一覧から「キーボード」の項目を選択する
- トラブルシューティングツール起動→画面に操作の指示が表示された場合は、指示に従って問題を修正する
ユーザープロファイルを修復
ユーザプロファイルが破損していることでショートカットキーが使えない場合があります。
その場合には他のユーザーとしてWindowsにサインインし、同様にショートカットキーが効かないかどうか確認してみましょう。
キーボードを交換する
ショートカットキーが機能していない場合キーボードそのものが故障している場合があります。
別のキーボードと接続してショートカットキーが使えるか確認してショートカットが使えない場合には新しいキーボードに交換しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
本記事では、Windowsショートカットキー一覧とWindowsショートカットキーが使えない時の対処法について解説してきました。
私自身もともとWindowsショートカットキーを使いこなすことができておらず作業効率を下げていたので、Windowsショートカットキーを使えていない方は、使えるようにしておくと良いです。
Windowsショートカットキーを使えるようになりたい方やパソコン作業を効率化したい方はぜひ、参考にしてみてください。
・Windowsショートカットキーが使えない時の対処法