AWS RDSとは?RDSの種類・メリットを紹介!

AWS初心者の方やAWS RDSについて詳しく知りたい方いらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、AWSのデータベースサービスのAWS RDSについて詳しく解説していきます。

AWS初心者の方やAWS RDSについてより詳しく知りたい方はぜひ、参考にしてみてください。

この記事でわかること

・AWS RDSとは
・AWS RDSの種類
・AWS RDSを使用するメリット
・AWS RDSの機能

AWS RDSとは

AWS RDSとは、AWS上でリレーションデータベースを提供するサービスになります。

リレーショナルデータベースと言うのはデータをテーブル表形式で管理するデータベースのことをいいます。

RDSは6種類のエンジンから選択することができます。

6種類のエンジンについてはこの後詳しく解説していきます。

AWS RDSの種類

AWS RDSで使用することのできる6種類それぞれについて解説していきます。

AWS RDSの種類が気になる方は参考にしてみてください。

①MySQL

MySQLは、人気の高いオープンソースのリレーションデータベースになります。

シンプルなデータベースでの利用に適しています。

②MariaDB

MariaDBは、MySQLを元に作られたデータベースで、操作や使用方法がMySQLに似ています。

MySQLよりもセキュリティや処理速度などのパフォーマンスが向上しています。

③PostgreSQL

PostgreSQLは、オープンソース型の人気高いリレーションデータベースになります。

多機能で、Webシステムのバックエンド処理などに向いています。

④Oracle DB

Oracle DBは、世界でも最もよく利用されているリレーションデータベースになります。

災害対策やデータの更新などに優れており、データベースとして非常に信頼性が高く多くの企業で採用されています。

⑤SQL Server

SQL Serverは、Microsoft社が提供しているRDBベースMSになります。

Windowsとの相性がよく、WindowsサーバやMicrosoft向けの開発言語などを使っている場合に利用されることが多いです。

⑥Aurora

Auroraは、Amazonが提供しているリレーショナルデータベースになります。

高性能の処理能力、セキュリティの高さ、無停止のままパッチ処理を行えるなどの利点があります。

AWS RDSを使用するメリット

AWS RDSを使用するメリットを紹介します。

スケーラビリティ

AWS RDSでは、リレーションデータベースのセットアップやオペレーション、スケールが簡単になる点が特徴です。

これにより、データベースの拡張や縮小が容易になり、柔軟な運用が可能になっています。

コスト削減

AWS RDSでは、データベースにかかる管理コスト・運用コストを削減することができます。

従量課金制を採用しているため、必要な分だけコストを支払う形になります。

セキュリティ強化

AWS RDSでは、データベースのセキュリティを強化するための機能が多く備わっています。

AWS RDSでは、暗号化やアクセス制御などの機能を使用してセキュリティ強化することができます。

高可用性

AWS RDSでは、マルチAZ構成を採用しているため、障害発生時に自動的に別のAZに切り替えることで高可用性を実現しています。

AWS RDSの機能

AWS RDSの機能を5つに分けて解説していきます。

マルチAZ

1つ目はマルチAZ構成にすることができることです。

マルチAZ構成とは、複数のアベイラビリティーゾーンでRDSを起動し、冗長化することを指します。

マルチAZ構成を取ることで片側のアベイラビリティーゾーンで障害がおきたさいに、片側のアベイラビリティーゾーンでRDSインスタンスを動かすことができ、常にRDSインスタンスが稼働し続けることができます。

自動バックアップ

2つ目は自動でバックアップを取得することです。

RDSでは、バックアップ機能が付いており、自動的に2種類のバックアップが取得されます。

1つは、スナップショットです。

スナップショットは、ある時点のサーバディスク状態をまるごと保存したファイルみたいな物になります。

もう1つは、トランザクションログです。

トランザクションログは、RDSへのすべての書き込みトランザクションを記録しているログになります。

リードレプリカ

3つ目はリードレプリカという読み取り専用のインスタンスの作成を行うことができます。

読み込みのみを行うアプリケーションの接続先にリードレプリカを指定することで、負荷分散を行うことができます。

リードレプリカは障害対策として、ソースDBと異なるAZに作成することが推奨されています。

アクセス制御

4つ目は、セキュリティグループを利用してのアクセス制御です。

RDSでは、EC2と同様にセキュリティグループを利用し、最低限のアクセスのみを許可する設定を行うことができます。

暗号化

5つ目は、SSL通信機能を利用し、通信内容の暗号化を行うことができます。

RDSでは、インスタンス作成時に自動で証明書の作成を行うため、利用者が証明書の設定を行う必要はありません。

また、データベース・スナップショットについてはKMSの機能を利用し、暗号化することが可能です。

まとめ

いかがでしたか。

本記事では、AWS RDSについて詳しく解説してきました。

AWS初心者の方やAWS RDSについて詳しく知りたい方はぜひ、参考にしてみてください。

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はなちゃん
25歳インフラエンジニア5年目のはなちゃんです。 未経験からインフラエンジニアになった経験を生かしてインフラエンジニアの基礎的部分、linux、awsを中心にブログを書いています。 転職サイトを利用した転職経験もあります。 ■保有資格:LPIC lenel3・ITパスポート・AWS SAA ■業務経験:インフラ業務の設計~運用まで