なぜインフラエンジニアがやめとけと言われるのか?業界の裏事情と実態を含めて解説!

インフラエンジニアについて検索すると、やめとけきついなどの関連キーワードが出てきます。

なぜインフラエンジニアがやめとけやきついなどと言われているのかまとめています。

インフラエンジニアがそのように言われる理由が気になる方はぜひ、参考にしてみてください。

本記事でわかること
・インフラエンジニアがやめとけと言われる理由
・インフラエンジニアになるメリット
・未経験からインフラエンジニアになることはできるのか
・インフラエンジニアになる方法
・未経験インフラエンジニアが取得しておきたい資格
・インフラエンジニアになる注意点
・インフラエンジニアについてよくある質問

インフラエンジニアがやめとけと言われる理由5選

インフラエンジニアがやめとけと言われる理由を5厳選しております。

理由が気になる方はぜひ、参考にしてみてください。

夜勤や休日出勤が多い

インフラエンジニアはシステムを24時間365日正常に稼働していることを確認する必要があるため、運用監視業務の担当の方は夜勤・休日出勤をすることも多くなります。

上流工程の設計・構築業務の場合は、作業スケジュールが遅れていない限り夜勤や休日の出勤は少ないので、夜勤や休日の出勤をしたくない方は、スキルを身につけて上流工程を行えるようになりましょう。

主な夜間業務内容
・運用・監視業務
・システムのバージョンアップ対応
・昼間に起きたトラブルの対応
・夜間の顧客対応
・緊急対応が必要なトラブル対応

仕事内容が難しい

インフラエンジニアの仕事内容は、最初は難しいと感じることが多いと思います。

インフラエンジニアの仕事内容は主にサーバやネットワークの構築で、最近はAWSなどのクラウド環境が多いため、実際に自分が構築したサーバなどを目で見ることができないので構築したものを想像するのが難しいです。

最初は自分が行っている作業について理解するのが大変でした。

下請けの会社は給料が低い

インフラエンジニアの会社の多くは下請けの会社になります。

下請けの会社になると社内のインフラエンジニアに比べて給料が低くなります。

ですが、他の職種に比べると給料は少し高い位になるので極端に低い訳でないためそこは安心してください。

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平均年収539万円396万円
平均月収44.9万円33万円

参考:求人ボックス

トラブルの対応が多い

システムは、サーバやネットワークの上で動いているためサーバやネットワークで障害が起こるとシステムが止まってしまうこともあります。

そのため、システムが止まらないようにするためトラブル対応が多くなります。

単純な作業が多い

インフラエンジニアは慣れてくると同じような作業を行うことが多く、運用監視業務は、テンプレが作成されていることが多いです。

慣れてくると作業も単純に感じることも多くあり、テンプレが作成された作業は特にそう感じてしまうこともあると思います。

主な単純作業
・定常的な作業
・調査結果などをまとめる作業
・作業の調整

インフラエンジニアとして働くメリット

ここまでは、インフラエンジニアのマイナスのイメージを話したので、あまりいいイメージを持っていない方が多いと思います。

インフラエンジニアのなることのプラスの部分も多くあるので紹介してきます。

専門的なスキルが身につく

インフラエンジニアになることでサーバやネットワークなどの専門的な知識を身につけることができます。

サーバやネットワークなどの専門的な知識を持っている方はエンジニア全体でそこまで多くないため、多くの企業が必要とされる人材になることができます。

最近では、クラウド環境が多いため特にAWS技術を必要としている企業が多いです。

就職先に困ることがない

インフラエンジニアは案件に対するインフラエンジニアの数が少ないため就職先に困ることが少ないです。

インフラエンジニアの知識を持っている方はもちろんですが、知識をあまり持っていない方でも案件が決まりやすい状況です。

私自身、未経験からインフラエンジニアになったのですが、案件がスムーズに決まることが多かったです。

残業が少ない

インフラエンジニアは企業にもよりますが、想像しているより残業が少ない企業が多いです。

エンジニアと聞いたら残業が多いイメージがある方いらっしゃるのではないでしょうか。

その理由は、インフラエンジニアは社内SEではなく、派遣型SE(SES)の数が多いからです。

派遣型のSEは、契約している会社と勤務時間の契約もしているため、残業時間は少なくなることが多いです。

職種平均残業時間
社内SE18.3時間
サーバーエンジニア22.0時間
ネットワークエンジニア23.6時間

参考:doda

未経験からインフラエンジニアになることはできるのか

結果から先に言うと、未経験からインフラエンジニアになることは可能です。

私も未経験からインフラエンジニアになりました。

最近では、インフラエンジニアの数が少なく、未経験の方でもインフラエンジニアになれます。

未経験募集をしている企業は、研修制度を導入をしている企業が多く未経験から入社しても安心な状態になっています。

私は、文系出身でエンジニアの知識が全くない状態でインフラエンジニアになったので全く知識のない方でも安心してください。

未経験からインフラエンジニアになる方法

インフラエンジニアのメリットを知り、未経験からインフラエンジニアになりたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

未経験からインフラエンジニアになる方法を3つ厳選していますので、紹介していきます。

転職エージェントを使う

1つ目は転職エージェントを使用する方法です。

転職エージェントを使用することで自分で会社を探す手間を省くことができたり、エージェントから企業情報を聞くことができます。

ですが、未経験からのため知識がない状態で企業に入社しないといけないマイナス点もあるので、入社後に研修制度のある企業を選ぶと良いです。

プログラミングスクールを使う

2つ目はプログラミングスクールを利用する方法です。

プログラミングスクールを利用すると、知識が身についた状態で就職できることと就職サポートをしてくれるという良い点があります。

ですが、プログラミングスクールによっては就職を提携している企業に限っているところもあるので、気をつけましょう。

独学で勉強をする

3つ目は独学で勉強をする方法です。

独学で勉強することで自分の時間の中で知識をつけることができる点が良いです。

ですが、プログラミングスクールで勉強することに比べると知識を取得するスピードが少し遅くなリます。

未経験インフラエンジニアが取得しておきたい資格

未経験からインフラエンジニアになりたいと考えている方が取得しておきたい資格を厳選しました。

資格取得を検討している方は、参考にしてみてください。

ITパスポート資格

ITパスポート資格は、ITに関する知識を網羅的に学ぶことのできる資格になります。

ITの登竜門的な資格になっており、ITの基礎的な分野を勉強したい方におすすめの資格になっています。

基本情報技術者資格

基本情報技術者資格は、ITに関する知識を網羅的に学ぶことができ、ITパスポート資格に比べて実践で使用できる知識が多く出題されます。

多くの企業で本資格の取得を推奨しているため、取得する資格に迷っている方は、まず基本情報技術者資格を取得しても良いと思います。

CCNA資格

CCNA資格は、ネットワークの基礎知識を網羅的に学ぶことのできる資格になります。

ネットワークに特化したインフラエンジニアになりたいと考えている方はおすすめです。

LinuC・LPIC資格

LinuC・LPIC資格は、OSのlinuxに関する知識を学ぶことのできる資格になります。

サーバに特化したインフラエンジニアになりたいと考えている方は、必ずlinuxを使用するためおすすめです。

未経験からインフラエンジニアになる注意点2選

未経験からインフラエンジニアになるのに注意した方が良い点を紹介していきます。

注意点を意識することでいい企業を選ぶことができるようになるのでぜひ、参考にしてみてください。

インフラエンジニアについてより詳しく知りたい方はこちら

仕事の範囲を確認する

インフラエンジニアは、設計・構築・運用保守などの様々な工程があります。

そのため、自分が携わりたい工程を決めておく必要があります。

設計・構築といった上流工程は需要が非常に高いので、運用・監視業務を行うよりは、設計や構築業務を担当するほうがいと良いです。

また、設計・構築業務を担当することで給料も上げることができます。

仕事範囲業務内容
設計システムの構成や予算を決める業務
構築設計書を元にシステムを作る・テストを行う業務
運用・保守稼働システムが24時間365日稼働するためのトラブル対応業務

地味な作業が多いことを認識しておく

インフラエンジニアは地味な仕事が多いです。

例えば、設計書の作成や手順の作成などの資料の作成、障害が起きたときのテンプレ対応などを行います。

物を作る楽しみなイメージもありますが、多くは地味な作業になるので、その認識を持っていると業務に慣れやすくなることができると思います。

インフラエンジニアについてよくある質問

インフラエンジニアやめとけで調べる方が気になりそうな質問内容をまとめました。

インフラエンジニアとシステムエンジニアの違いは?

インフラエンジニアは、ITの土台のサーバやネットワーク業務を対象として業務を行うエンジニアで、システムエンジニアはIT技術に関わる領域全般を対象としているエンジニアです。

インフラエンジニアの勤務時間は?

基本的には、9時~18時が定時の勤務時間になります。

インフラエンジニアの夜勤時間は?

22時から5時までの作業が夜勤手当が出る作業になります。

インフラエンジニア向いている人は?

IT機器に興味のある方・論理的思考ができる方・細かな管理ができる方が向いています。

インフラエンジニアの区分は?

主にサーバエンジニア・ネットワークエンジニア・データベースエンジニアに分けられます。

まとめ

いかがでしたか。

本記事では、インフラエンジニアがやめとけと言われる理由について解説してきました。

私は、インフラエンジニアになってかなり厳しい環境というイメージをしていましたが、想像していたよりも厳しくなかった印象を受けました。

インフラエンジニアに興味のある方はぜひ、参考にしてみてください。

インフラエンジニアについてより詳しく知りたい方はこちら

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利用することで作業効率を上げることのできる物を厳選して紹介しているため、エンジニアの方やリモート勤務の方は特に参考にしてみてください。




ABOUT US
はなちゃん
25歳インフラエンジニア5年目のはなちゃんです。 未経験からインフラエンジニアになった経験を生かしてインフラエンジニアの基礎的部分、linux、awsを中心にブログを書いています。 転職サイトを利用した転職経験もあります。 ■保有資格:LPIC lenel3・ITパスポート・AWS SAA ■業務経験:インフラ業務の設計~運用まで