インフラエンジニアになる前にどういうスキルが必要なのか気になっている方もいらっしゃると思います。
私自身未経験からインフラエンジニアになったため、どういうスキルが必要なのか気になっていました。
本記事で未経験からインフラエンジニアになった私の観点からインフラエンジニアに必要なスキルについてわかりやすく解説しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
インフラエンジニアとは
インフラエンジニアとは、ITの基盤を担当するエンジニアになります。
ITの基盤というのは、皆さんがよく使用している銀行の決済システムやWebが正常に動作するために必要になる環境のことを指します。
例えば、データの保存を行うサーバや通信を行うネットワークなどがそれに当たります。
日常生活では、あまり目にする機会はありませんが、とても重要なシステムを担当しています。
技術力と人間力について
インフラエンジニアとして必要になってくるスキルとして大きく分けて「技術力」と「人間力」の2つがあります。
それぞれどのようなスキルが必要か詳しく解説をしていきます。
技術力で必要なスキル
インフラエンジニアは、技術を提供する仕事のため技術力は必要になってきます。
技術力と大きく言ってもどういう技術力が必要なのかわからない方いらっしゃると思います。
具体的にどういう技術力が必要になるのか詳しく説明していきます。
サーバに関する知識
1つ目はサーバに関する知識です。
インフラエンジニアの業務内容としてサーバに関する業務があります。
具体的には、サーバ内にインストールされたOSの設定に関する作業などを行います。
現場によって使うOSは異なりますが、現在はwindows、Linuxが主流なOSです。
windowsは、普段から皆さんが使っているOSでウィンドウを開いて操作するのが基本になっています。
windowsに関しては日常の中で使うことが多いのでどういうものか想像しやすいかと思います。
Linuxは、基本的に無償で導入できることのできるOSです。
実際に販売されているパソコンはwindowsの代金はかいていませんのでそう思われるのも無理ないと思いますが、パソコンを購入する際の価格はwindowsの代金も含まれて販売されているためwindowsは有償のOSになっています。
そのため、現場によってはLinuxを使用し価格を抑えているというところもあり、Linuxに関する知識も必要になリます。
Linux操作にはコマンドを使用するため未経験の方は最初はコマンドの操作に慣れるところから初めて行くのがおすすめです。
ネットワークに関する知識
2つ目はネットワークに関する知識です。
インフラエンジニアの業務内容としてネットワークに関する業務があります。
具体的には、インターネットを繋ぐ経路の設計や設定の作業などを行います。
また、ネットワークの専門用語が多いため他の方から指示を受ける際にも専門用語が含まれる場合が多く覚える必要があります。
私は「3 Minutes Networking」というサイトを利用し、ネットワークに関する知識を学びました。
見るのにそんなに時間がかからないので、通勤電車の中で勉強することができます。
クラウドに関する知識
3つ目はクラウドに関する知識です。
クラウドに関する知識については必須ではないのですが最近クラウドを使っている現場が多いため身につけておきたい知識の1つになります。
クラウドとは、クラウド・コンピューティングの略です。
普段しようしているシステムはデータやアプリケーションは自分が使っているパソコンの中でのみ保存されています。
クラウド・コンピューティングシステムを使用するとデータやアプリケーションは自分が使っているパソコンとネットワークで繋がっているクラウド上に保存されます。
タイピングスキル
4つ目はタイピングスキルです。
インフラエンジニアは当然タイピングスキルが重要になってきます。
特に未経験からエンジニアになる方はサーバ、ネットワーク、クラウドのスキルについては未経験だから身についていなくても仕方ないと思われることが多いですが、タイピングスキルについては未経験でも身につけることができるので身につけておくことをおすすめします。
私は「e-typing」というサイトを利用してタイピングスキルを身につけました。
A-以上のスコアを取ることができれば業務で困ることはないと思います。
人間力で必要なスキル
インフラエンジニアと聞いて人間力は必要でないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インフラエンジニアの仕事でも人と話す機会があるため人間力が必要になってきます。
具体的にどういう人間力が必要になってくるのかわかりやすく解説していきます。
コミュニケーションスキル
1つ目はコミュニケーションスキルです。
実際に私自身最初はコミュニケーションスキルは必要ないと思っていました。
しかし実際にインフラエンジニアとして現場に出て作業に携わるようになり、コミュニケーションスキルの必要性を実感しました。
具体的にはインフラエンジニアの仕事はチームで行うため最新の資料の共有や自分1人で解決できないことを聞いたりする際にコミュニケーションスキルが必要になってきます。
インフラエンジニアの仕事は1人で完結することができないと理解した上で積極的に周りの方とコミュニケーションを取って行きましょう。
ヒアリングスキル
2つ目はヒアリングスキルです。
ヒアリングスキルは確かに営業の方とかは必要なイメージがあると思いますがインフラエンジニアではそこまで重要ではないのではないかと思う方もいると思います。
具体的にどういうときにヒアリングスキルが必要になるかと言うとインフラエンジニアの仕事は立場が上になるほど忙しくなるので話ができる時間も限られてきます。
そのため1回の質問ですべての内容をヒアリングし作業する必要があるためヒアリングスキルが必要になってきます。
向上心
3つ目は向上心です。
インフラエンジニアの仕事をしていく上で必要になるスキルや知識はたくさんあります。
また、普段の生活の中では最近はInstagramが流行っていると思うのですがIT業界にも同じく流行の技術がありどんどん最新の技術が出てきます。
そのため、インフラエンジニアと働く上で向上心を持ち知識やスキルをつけていくことが必要不可欠になるため向上心を常に持つことが大事になります。
インフラエンジニア技術スキルの付け方
インフラエンジニアになる上で技術的なスキルを身につけることは、必須になります。
技術的なスキルを身につける方法を3選厳選しました。
プログラミングスクールに通う
1つ目はプログラミングスクールを利用する方法です。
プログラミングスクールを利用することでスピード感を持ってスキルを身につけるこができます。
ですが、多くのプログラミングスクールは有料のためお金がかかってしまうことが多いです。
中には、無料のプログラミングスクールもあるので、お金をかけずプログラミングスクールに通いたい方は、無料のプログラミングスクールを利用してもいいと思います。
スクール名 | 特徴 |
ネットビジョンアカデミー | ・CCNA合格率95% ・ネットワークエンジニアに特化している |
Raise Tech | ・AWSを学ぶことができる ・現場レベルの技術を学ぶことができる |
GEEK JOB | ・最短で22日で就職が可能 ・就職率97.8% |
ウズウズカレッジ | ・CCNA資格取得対策が学べる ・ネットワークの基礎を学ぶことができる |
CODEGYM ISA | ・出世払いをすることが可能 ・働きながら通うことができる |
本を購入する
2つ目は本を購入する方法です。
本を購入することで自分の都合のいい時間に勉強することが可能になります。
ですが、プログラミングスクールで勉強するよりはスキルが身につくスピードが少し遅くなります。
本と言っても多くの本がありますので、自分の目的に合っている本を選ぶことが非常に重要になります。
資格の勉強を行う
3つ目は資格の勉強を行う方法になります。
ただ勉強するだけだとやる気が出ない方は、資格取得を目的に勉強する方がスキルが身につきやすくなると思います。
ですが、資格取得の勉強になるので、少し長期的に勉強をすることが必要になります。
インフラエンジニアがスキルアップすることでのメリット
インフラエンジニアがスキルアップすることでのメリットを紹介します。
スキルアップすることのメリットを知りたい方はぜひ、参考にしてみてください。
給料をあげることができる
インフラエンジニアは、スキルを向上させることで給料を上げることができます。
企業の多くは、資格取得によって資格手当を付与している企業が多くあります。
企業側としてもスキルを上げることで利益になるため、スキルを上げることで給料を上げる企業も多くあります。
仕事の幅が広がる
インフラエンジニアは、スキルを向上させることで、仕事の幅を広げることができます。
自分自身やりたいと思っている仕事がある場合には、それについてのスキルを向上させることで仕事の幅を大きく広げることができるため、スキルアップは重要になります。
まとめ
いかがでしたか?
本記事では未経験からインフラエンジニアになった私自身の経験を元にインフラエンジニアに必要なスキル・知識について解説しました。
この記事を読んでいただき、未経験や初心者からインフラエンジニアを目指している方の役に立てていればうれしいです。
これからインフラエンジニアになる方やインフラエンジニアに興味ある方は是非、参考にしてみてください。
・技術力と人間力について
・技術力の付け方について
・インフラエンジニアがスキルアップすることでのメリット